多発性骨髄腫と闘う芸能人たちの現在|復帰劇の裏側と治療のリアル
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これほど医療が進歩した現在においても、多発性骨髄腫は「初期発見が極めて難関な病」として知られる。特有の自覚症状が乏しく、加齢に伴う単なる関節痛やギックリ腰、あるいは「働きすぎによる疲労」と自己判断して受診が遅れるケースが絶えない。
臨床の現場で早期発見の目印とされるのが、英語の頭文字をとった「CRAB(クラブ)」と呼ばれる4大徴候だ。高カルシウム血症(C)、腎障害(R)、貧血(A)、そして骨病変(B)。特に「特別な負荷をかけていないのに肋骨や腰に痛みが走る」「微小な転倒で骨折した」といった症状は要注意のシグナルだ。定期的な健康診断での血清蛋白異常のチェックが、生存率を大きく左右する。