急な横腹の痛みの対処法とは?左右別の原因と危険なサインの見極め方
急な横腹の痛みの対処法とは?左右別の原因と危険なサインの見極め方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
女性の横腹から下腹部にかけての痛みには、女性ホルモンの変動や婦人科特有の臓器トラブルが密接に関わっています。
月経周期のほぼ中間(生理開始の約2週間前)に左右どちらかの下腹部・横腹がチクチク痛む場合は排卵痛が考えられます。卵胞が破れて卵子が飛び出す際のわずかな出血や腹膜への刺激が原因で生じ、通常は1〜2日程度で自然に軽快します。
しかし、周期に関係なく痛みが悪化する場合や、性交痛、経血量の異常を伴う場合は、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫といった疾患への警戒が必要です。なかでも卵巣嚢腫が大きくなり、根元がねじれてしまう卵巣嚢腫茎捻転(けいねんてん)は、突然の激痛と嘔吐を伴い、卵巣の組織が壊死する恐れがあるため緊急手術を要します。
下腹部に刺すような痛みがあり、普段と異なる不正出血や妊娠の可能性がある場合は、異所性妊娠(子宮外妊娠)の破裂による急性腹症も視野に入れ、一刻も早く産婦人科専門医の診断を仰ぐことが重要です。