『木綿のハンカチーフ』主人公二人が辿った「その後」と悲しき結末

『木綿のハンカチーフ』主人公二人が辿った「その後」と悲しき結末の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

『木綿のハンカチーフ』のヒット直後にリリースされた太田裕美の楽曲『赤いハイヒール』は、事実上の精神的続編として位置づけられている。ソニー・ミュージックエンタテインメントに残る当時の制作アプローチでも、二つの楽曲が地続きのストーリーテリングとして構築されていたことが窺える。

『赤いハイヒール』では、今度はそばかすのある少女が都会の風に曝され、赤い靴を履いて変化していく様が歌われる。筒美京平が紡ぐ流麗な旋律に乗せ、太田裕美の透明感溢れる歌声が「都会に染まる恐ろしさと哀愁」を再び奏でる。ハンカチを手にして立ち上がった女性のその後の投影とも解釈できるこの作品は、昭和のポップスシーンにおいて極めて稀有な連続性を持った叙事詩を形成している。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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