白頭山が噴火したら日本はどうなる?最新の降灰リスクと防災対策

白頭山が噴火したら日本はどうなる?最新の降灰リスクと防災対策について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

日本国内における火山影響といえば、富士山や桜島などの国内火山が取り沙汰されがちだ。しかし、海外発の遠隔降灰には「目に見えにくい二次災害」が隠されている。その筆頭が、送電線と変電施設における絶縁破壊である。湿気を含んだ火山灰が送電線のガイシに付着すると、漏電が発生し、広域の大規模停電(ブラックアウト)を引き起こすリスクが高まる。

電力供給が絶たれれば、水道の取水・浄水施設も稼働を停止する。さらに、給水管や排水路に沈殿した高比重の火山灰は、下水道システムを速やかに詰まらせ、都市の衛生環境を著しく悪化させる。企業活動においては、部品供給の途絶によるサプライチェーン全体のストップが避けられない。輸送用トラックのエアフィルターが灰で詰まりエンジンが焼き付く事態が相次げば、スーパーの棚から食料品や日用品が瞬く間に消え去ることになる。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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