Co2ナルコーシスの急変を防ぐ!現場が実践すべき看護と初期対応

話題沸騰中の Co2ナルコーシスの急変を防ぐ!現場が実践すべき看護と初期対応について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

自発呼吸が残存している段階での第一選択として、NPPV(非侵襲的陽圧換気)の果たす役割は極めて大きい。気管挿管を回避し、患者自身の呼吸リズムを補助しながら効果的に二酸化炭素を洗い流す(ウォッシュアウトする)ことが可能だからだ。

導入時における看護師の関わりが、治療の成否を直接左右する。陽圧換気特有の強い送気圧や密着するマスクに対する患者の恐怖心は想像以上に大きい。マスクを手で優しく保持しながら呼吸のタイミングを合わせ、同調が得られた段階でヘッドストラップを固定するなど、きめ細やかな心理的サポートが求められる。不適切なフィッティングによる空気漏れ(リーク)は換気効率を著しく落とすだけでなく、皮膚障害の原因にもなる。

NPPV装着後も油断はできない。動脈血液ガス分析を定期的に再評価し、PaCO2の改善度合いとpHの推移を追跡する。もし自発呼吸の停止や循環動態の破綻、誤嚥のリスクが極めて高いと判断された場合は、遅滞なく気管挿管と侵襲的人工呼吸管理へ切り替える準備を整えておく必要がある。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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