命を託す極限の軍用時計!現場スペックと愛好家が選ぶ至高の一本

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軍用時計を語る上で避けて通れない原点が、第二次世界大戦末期にイギリス国防省(MoD)が定めた規格「WWW(Wrist Watch Waterproof)」、通称ダーティ・ダースである。12社のマニュファクチュールが競い合うように製造したこの堅牢な時計群は、黒文字盤、アラビア数字、高精度のレイルウェイミニッツトラック、そして夜光塗料という、現代のミリタリーウォッチにおける不文律を決定づけた。

その後、冷戦期から現代に至るまで供給を続けたハミルトン(Hamilton Watch Company)や、英国軍への官給品として不動の地位を築いたCWC(Cabot Watch Company)は、装飾を極限まで削ぎ落とすことで究極の機能美を手に入れた。無駄のないマットなケース仕上げ、バネ棒が外れないパナテア固定式ラグ。それらはデザインのために作られたのではない。すべては戦場で任務を完遂するための冷徹な必然だった。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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