なぜ脇はくすぐったいのか?脳の防衛本能と進化が隠した驚きの真実

なぜ脇はくすぐったいのか?脳の防衛本能と進化が隠した驚きの真実についての真相を徹底解説します。

詳細を見る

進化論の父チャールズ・ダーウィンは、ヒトだけでなく類人猿もくすぐりに対して声を上げて笑う事実に着目していた。ダーウィンはこれを他者との親密なコミュニケーションの一環と見なしたが、現代の進化生物学はそこに厳格な防衛戦術の側面を重ね合わせる。

腕を上げれば無防備になる腋窩は、外敵に噛みつかれれば致命傷になりかねない。骨の盾を持たないこのエリアを守るため、触覚が極端に過敏化し、刺激を受けると瞬時に腕を閉じて身を守る反射が発達した。子どもの頃に行われるじゃれ合いのくすぐり合戦は、実は「致命的な部位をいかに守るか」を安全に学ぶ戦闘訓練のプロトタイプだったのだ。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest