同じ場所に繰り返すニキビの正体とは?治らない原因と根治への処方箋

同じ場所に繰り返すニキビの正体とは?治らない原因と根治への処方箋について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

Q1:生理前になると必ず顎や口周りに同じニキビができます。防ぐ方法はありますか?
A1:生理前の再発は、排卵後に分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)が皮脂分泌を促し、角層を厚くすることが主な要因です。排卵期を過ぎたタイミングから、油分を控えた水分主体の保湿に切り替え、アゼライン酸やアダパレンなどの毛穴詰まりを防ぐ外用薬を予防的に塗布することが有効です。また、下半身の冷えを改善し骨盤内の血流を促すこともホルモンバランスの安定に寄与します。

Q2:ニキビの芯(角栓)をピンセットなどで押し出せば、同じ場所にできなくなりますか?
A2:絶対に避けてください。無理に角栓を押し出すと毛穴の周囲組織や毛包壁が断裂し、内部でアクネ菌が真皮へと漏れ出してより重篤なしこりニキビやクレーター状の瘢痕を形成します。毛穴を押し広げることで次回の皮脂や角質が詰まりやすくなり、かえって再発頻度を高める結果となります。

Q3:市販のニキビ治療薬を長期間塗り続けても治らないのはなぜですか?
A3:市販薬の多くはイブプロフェンピコノール(抗炎症)やイソプロピルメチルフェノール(殺菌)を主成分としていますが、これらは「現在起きている炎症」を抑える対症療法に過ぎません。同じ場所に繰り返す根本原因である「毛穴の閉塞」や「微小面皰」を解消する力は弱いため、根本解決には医療機関で処方される過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの毛穴開通作用を持つ薬剤への切り替えが必要です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest