テレ東天王洲スタジオ閉鎖の真相とは?六本木移転の経緯と跡地の今
テレ東天王洲スタジオ閉鎖の真相とは?六本木移転の経緯と跡地の今とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
テレビ東京のスタジオ再編を語る上で欠かせないのが、2016年秋に断行された本社機能の六本木移転です。同局は長年、港区虎ノ門(神谷町)に本社を構えていましたが、報道機能や事務部門が手狭になり、複数の別館や天王洲スタジオへと物理的な機能が分散していました。
この拠点分散は、番組制作スタッフや出演者、機材の移動コストを増大させ、災害時や緊急報道における連携スピードを削ぐ要因となっていました。そこでテレビ東京ホールディングスは、住友不動産六本木グランドタワー内に4つの最新鋭スタジオ(第1〜第4スタジオ)を擁する統合新本社を構築する方針を決定します。
六本木新本社への集約により、神谷町旧本社の制作機能はもちろん、天王洲で担っていた大型音楽番組や公開収録番組の制作ラインも六本木スタジオへスムーズに移行可能となりました。これにより、天王洲スタジオを維持し続ける合理的な理由がなくなり、段階的な撤退と閉鎖へと舵が切られたのです。