フロアタイルで後悔する理由とは?失敗談と床材選びの決定版
フロアタイルで後悔する理由とは?失敗談と床材選びの決定版に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
フロアタイルの二大巨頭として知られるのが「サンゲツ」と「東リ」です。内装設計の現場やユーザーの口コミを検証すると、両社ともにデザインの再現力や耐久性には高い評価が集まっています。
サンゲツのフロアタイルは、モルタル調や大理石調の「ストーンシリーズ」、リアルな節目を再現した「ウッドシリーズ」など、トレンドを押さえたバリエーションが豊富で、個人施主からの指名買いが多いのが特徴です。一方の東リは、長年培った業務・商業施設向けの技術が活かされた「ロイヤルウッド」「ロイヤルストーン」シリーズが堅牢な耐摩耗性を誇り、プロの施工業者から絶大な信頼を獲得しています。
しかし、どれほど優れたメーカーの製品を選んでも、「床暖房との組み合わせ」と「素人によるDIY施工」では深刻な失敗が多発しています。
建築現場の事例で最も深刻なのが「床暖房対応の確認不足による突き上げ事故」です。一般的なフロアタイルを温水式や電気式の床暖房フロアに貼ってしまうと、熱によってタイルが急激に膨張し、逃げ場を失った目地部分が山型に盛り上がる「突き上げ」や「波打ち」が発生します。床暖房フロアに施工する場合は、必ずメーカーが「床暖房対応」と明記した熱寸法安定性に優れる専用品番を選び、指定の耐熱接着剤(ウレタン系やエポキシ系)を使用しなければなりません。
また、昨今ブームとなっているDIYでの失敗例も顕著です。「カッターで簡単に切れる」と紹介されることが多いフロアタイルですが、実際には直角を正確に出す「墨出し」作業や、壁際の複雑な切り欠き加工にはミリ単位の精度が求められます。専用の下地補修材を使わずに既存床の上から直接重ね貼りした結果、わずかな傾斜や接着剤の塗りムラが原因で、施工後数週間で端から浮き上がってペコペコと音鳴りが生じるケースが多発しています。