長尺シートとクッションフロアの決定的な違い!平米単価や寿命を徹底解説
長尺シートとクッションフロアの決定的な違い!平米単価や寿命を徹底解説の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
長尺シート自体は極めて頑丈な建材ですが、施工不良に起因するトラブル事例が数多く報告されています。特に屋外や共用部において致命的な欠陥となる3つのパターンを分析します。
1. 端部(端末)シーリング不足による雨水浸入とシートの浮き
屋外の開放廊下やベランダ施工で最も多い失敗が、シート端部からの水回り込みです。長尺シート自体の裏面に水が回ると、下地コンクリートのアルカリ水によって接着剤が加水分解を起こし、シート全体がブヨブヨと浮き上がります。端末処理には必ずウレタン系や変成シリコーン系の高耐久シーリング材を適切な幅と厚みで充填しなければなりません。
2. 下地の湿気・不陸(凸凹)による膨れと破断
コンクリート下地の乾燥が不十分なまま施工すると、太陽熱で温められた下地内部の水分が蒸気圧となり、シートを押し上げて巨大な水膨れ状の膨らみを生じさせます。また、下地にクラックや段差が残った状態で圧着すると、通行者の荷重が集中してシート表面に亀裂が入ります。適切な下地調整(ケレン・カチオン系モルタルによる不陸補修)を省く施工業者は厳重に警戒すべきです。
3. 熱溶接不良による継ぎ目の裂け・ゴミ噛み
長尺シート同士のジョイント部分は、クッションフロアのような簡易接着剤(シームシーラー)ではなく、溝掘り加工を施した上で塩ビ溶接棒を専用熱風溶接機(約300℃〜400℃)で溶かし込んで一体化させます。この溶接温度や速度が適切でないと、溶着不良を起こして継ぎ目から剥離するか、逆に熱でシートが焦げて縮み、外観を大きく損ないます。