粉瘤を自分で潰すのは危険?針やオロナインの真実と正しい治療法
粉瘤を自分で潰すのは危険?針やオロナインの真実と正しい治療法に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。
Q1:お風呂に入って湯船で温めると、粉瘤の中身は溶けて小さくなりますか?
A1:粉瘤の内容物は溶けません。中身は溶ける油分ではなく硬い角質(タンパク質)の塊です。むしろ、炎症を起こしかけている初期段階で患部を温めると、局所の血流が増加して炎症と腫れが一気に悪化し、強い拍動痛を引き起こす原因になります。腫れや違和感があるときは温めず、冷やすのが鉄則です。
Q2:自分で潰して白いカスと血が出た後、しこりが小さくなりました。このまま放っておいても平気ですか?
A2:放置してはいけません。中身の一部が抜けたことで一時的にしぼんだだけであり、皮下には角質を分泌する袋がそのまま残っています。数ヶ月から1年ほどで元の大きさかそれ以上に膨らみ直します。さらに、潰した刺激によって袋の壁が破れて周囲組織と癒着している可能性が高く、次回の再発時に重症化しやすくなっています。
Q3:痛くも痒くもない小さな粉瘤ですが、それでも病院で手術して取ったほうがいいですか?
A3:良性の腫瘍であるため、無症状であれば緊急の手術は必須ではありません。ただし、粉瘤は放置すると数年かけて徐々に大きくなり、ある日突然何の前触れもなく細菌感染を起こして化膿することが多々あります。傷跡を最小限(2〜3mm程度)に抑えたいのであれば、小さく炎症のない落ち着いた状態のときに計画的に摘出しておくのが最も合理的です。
Q4:医療機関での手術にかかる時間はどれくらいですか?仕事は休む必要がありますか?
A4:一般的な「くり抜き法」であれば、局所麻酔の注射から縫合まで手術自体は10分〜20分程度で終了します。日帰り手術が可能であり、デスクワーク程度であれば当日から復帰できます。激しい運動や飲酒、湯船への入浴は術後数日控える必要がありますが、翌日からシャワーで患部を洗浄できるクリニックが主流です。