ヘアアイロン前のオイルはNg?焦げる噂の真相と傷まない正しい順番
ヘアアイロン前のオイルはNg?焦げる噂の真相と傷まない正しい順番について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
コテやストレートアイロンを使用する際、オイルの選定と同じくらい重要なのがヘアアイロンの温度設定です。どんなに高機能なヒートプロテクトオイルを使っていても、過度な高温を当て続ければ髪のタンパク変性を防ぐことはできません。
ヘアサロンの現場データにおいて、日常的なスタイリングで推奨される基準温度は140℃〜160℃です。ダメージ毛や細毛、ブリーチ履歴のある髪であれば130℃〜140℃、健康毛や太く硬い髪であっても上限160℃〜170℃に抑えるのが鉄則となります。180℃以上の熱を毛髪に与えると、わずか数秒でキューティクルの構造破壊が始まります。
ダメージを最小限に抑え、艶やかで崩れないスタイルを作るプロの手順は以下のステップです。
【ステップ1:完全ドライとブラッシング】
髪に湿り気が1ミリも残っていない状態まで乾かします。水分が残っていると熱で水蒸気爆発を起こすため、根元から毛先まで入念にドライヤーを当て、コーミングで毛流れを均一に整えます。
【ステップ2:ヒートプロテクト剤の極薄塗布】
アイロン専用の耐熱オイルを使用する場合、適量(ショートで半プッシュ、ロングで1プッシュ程度)を手掌全体に薄く伸ばし、毛先中心に軽く馴染ませます。ムラがあると熱ムラの原因になるため、目の細かいコームを通すのがポイントです。
【ステップ3:ブロッキングと均一な熱通し】
髪を4〜6ブロックに分け、1スライスあたり2〜3秒を目安にスライドさせます。何度も同じ箇所にアイロンを往復させず、一定のテンションと速度で滑らせることで、摩擦ダメージと過熱を同時に防ぎます。
【ステップ4:冷熱定着後のスタイリングオイル塗布】
髪の熱が完全に冷めることでカールやストレートの形状が固定されます。粗熱が取れたのを確認してから、ツヤ出し用のスタイリングオイルを毛先から中間へ揉み込み、最後に表面や前髪に馴染ませて束感を完成させます。