トマトの脇芽かき完全攻略!放置厳禁の理由と挿し木で増やす秘訣
トマトの脇芽かき完全攻略!放置厳禁の理由と挿し木で増やす秘訣の総合ガイドをお届けします。専門的な知識が詰まっています。
芽かきを成功させる基本は、「どの部分が脇芽なのか」を正確に見分けることです。主枝(メインの太い茎)と、横に伸びる本葉の付け根(葉柄の基部)を観察してください。その間から斜め45度の角度で新しく顔を出してくる小さな芽が「脇芽」です。先端の成長点(主枝の先端)や、茎から直接出ている花房(花のつぼみの集まり)と間違えて摘み取らないよう注意が必要です。
作業を行う理想的なタイミングは、脇芽の長さが3〜5cm程度に育った段階です。このサイズであれば、指先で横に倒すだけで「ポキッ」と簡単に折り取ることができます。
また、作業日時は必ず「晴天の日の午前中」を選んでください。植物生理学の観点から、晴れた日中は蒸散作用が活発で傷口の細胞分裂が促され、夕方までにカルス(保護組織)が形成されて傷口が乾きます。雨の日や曇天時に作業を行うと、傷口が湿ったまま放置され、空気中や土壌中の細菌(青枯病菌や軟腐病菌など)が侵入する感染経路となってしまいます。