汗疱と水虫の違いを徹底比較!手の平や足の水ぶくれ・見分け方と治療法

汗疱と水虫の違いを徹底比較!手の平や足の水ぶくれ・見分け方と治療法の重要ポイントを解説します。最新トレンドが詰まっています。

手の平や足の裏に生じる強い痒みを伴う水疱において、臨床現場で最も混同されやすい二大疾患が「汗疱(かんぽう・異汗性湿疹)」と「白癬(はくせん・水虫)」です。日本皮膚科学会の診療実態調査でも、手足の皮膚トラブルで受診した患者のうち約20〜30%がこの両者の鑑別を要する状態であると報告されています。

汗疱(異汗性湿疹)は、エクリン汗腺の開口部付近に生じる非感染性の炎症性皮膚疾患です。皮膚の奥深く(表皮内)に直径1〜2ミリ程度の硬く透明な水ぶくれが多発し、激しい痒みや熱感を伴います。発汗の増加やストレス、金属アレルギー、アトピー素因などが複合的に関与しており、病変部に病原体は存在しません。

一方で水虫は、皮膚糸状菌(白癬菌)というカビが角質層のケラチンを栄養源として寄生・増殖する感染症です。足に生じる「足白癬」が一般的ですが、足の水虫を掻いた手やタオルを介して手に感染する「手白癬」も珍しくありません。足の裏の水疱が痒い場合、それが真菌によるものなのか、単なる汗の貯留による異汗性湿疹の水ぶくれなのかによって、必要なアプローチは180度正反対になります。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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