二項定理の裏ワザ!10秒で係数を瞬殺する共通テスト時短攻略法

二項定理の裏ワザ!10秒で係数を瞬殺する共通テスト時短攻略法の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

ネット上の受験情報や動画サイトでは「二項定理は裏ワザだけで満点が取れる」といった過激な言説も見受けられますが、これには重大な落とし穴があります。裏ワザの本質を理解せずにパターンだけを模倣すると、少しひねられた応用問題で手も足も出なくなるリスクを孕んでいます。

最も典型的な盲点は、「展開式の中に同一の文字が複数の項に含まれている場合」です。

たとえば $(x^2 + x - 1)^5$ における $x^3$ の係数を求める場合、指数の組み合わせが1通りではなく、「$(x^2, x, -1)$ をそれぞれ何個選ぶか」の整数解が複数パターン生じます($(1, 1, 3)$ や $(0, 3, 2)$ など)。この場合分けの検証を怠り、思いつきの1パターンだけで計算を終えて失点する受験生が後を絶ちません。

【プロの結論】裏ワザを武器にできる人・基礎固めを優先すべき人の判断基準

二項定理の時短テクニックを導入すべきか否かは、現在の学習習熟度によって判断する必要があります。

【裏ワザを積極的に使うべき受験生】
・二項定理や組み合わせ($_n\mathrm{C}_r$)の定義を論理的に理解している
・共通テスト数学で大問ごとの時間配分に苦しんでおり、1分でも節約したい
・国公立二次試験の記述で、検算を素早く終わらせるダブルチェック手段が欲しい

【まずは教科書の基本解法に専念すべき受験生】
・$_n\mathrm{C}_r$ の計算式(階乗の割り算)で計算が詰まる
・文字が3つ以上になったり、分数が入るとどの文字に着目すべきか迷う
・なぜその指数になるのかという理由を理解せず、数字の並びだけで解こうとしてしまう

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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