ダンゴムシの食べるもの決定版!大好物ランキングとNg餌の真相

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街中や住宅街を観察していると、ブロック塀やコンクリートの基礎にダンゴムシが群がり、表面を削り取るようにかじっている光景を頻繁に目にします。「なぜ無機質な建材を食べるのか」と驚かれるケースが多いですが、これには甲殻類特有の明確な生理的理由が存在します。

昆虫と異なり、エビやカニの仲間であるダンゴムシの外骨格(クチクラ層)は、硬度を保つために大量の炭酸カルシウムを必要とします。自然界では石灰岩や貝殻、カタツムリの殻などからカルシウムを摂取していますが、都市部ではコンクリートに含まれる炭酸カルシウムが格好の補給源となっているのです。

ダンゴムシの生態と寿命を紐解くと、成虫の平均寿命は約2〜3年におよび、成長や体表維持のために生涯で何度も脱皮を繰り返します。ダンゴムシの脱皮は非常に特殊で、前半身と後半身の2段階に分けて行われます。脱皮直後の新しい殻を素早く硬化させるためには、体内に十分なカルシウムを蓄積しておかなければなりません。なお、脱ぎ捨てた古い殻を自分で食べてしまう行動も、殻に含まれるカルシウムやキチン質を回収・再利用するための合理的な生存戦略です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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