犬にチョコレートは絶対Ng!致死量の計算と危険症状・緊急対処法
犬にチョコレートは絶対Ng!致死量の計算と危険症状・緊急対処法にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
犬がチョコレートを摂取した際の中毒リスクは、「犬の体重1kgあたりに摂取したテオブロミンのミリグラム数(mg/kg)」で客観的に算出されます。獣医学における臨床基準は以下の通りです。
- 20mg/kg:軽度の中毒症状(多飲多尿、落ち着きのなさ、下痢、嘔吐)が出現
- 40〜50mg/kg:重度の心血管毒性(著しい頻脈、不整脈、血圧上昇、呼吸促迫)
- 60mg/kg以上:重度の中枢神経毒性(筋肉の硬直、運動失調、全身性の痙攣発作)
- 100〜200mg/kg:致死量(心停止、呼吸不全による死亡リスクが極めて高い)
市販されているチョコレートの種類によってカカオ含有量、すなわちテオブロミン濃度は劇的に異なります。製菓用ビターチョコや高カカオポリフェノール製品は、一般的なミルクチョコレートの数倍から十数倍の毒性密度を持っています。
上記の通り、体重10kgの中型犬であればミルクチョコ数かけらで命を落とす可能性は低いものの、体重2〜3kgの超小型犬や子犬の場合、「ビターチョコわずか1粒」が文字通りの致死量になります。