フランス料理マナー完全版|恥をかかないテーブル作法と最新ルール
フランス料理マナー完全版|恥をかかないテーブル作法と最新ルールの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
テーブル上に整然と並べられた多数のナイフやフォークに圧倒される初心者は少なくありません。しかし、フランス料理テーブルマナー順番の構造を理解していれば迷うことはありません。基本は極めてシンプルであり、「左右ともに一番外側に配置されているものから、料理の順番に合わせて使っていく」だけです。
フレンチマナーカトラリー使い方において、食事中のサインと食後の合図を明確に区別することは給仕スタッフとの重要な意思疎通になります。食事の途中で会話を楽しんだりパンを食べたりする際は、お皿の上にナイフとフォークを「ハの字」にして置きます。このとき、ナイフの刃は必ず内側(自分側)に向け、フォークは背を上にして伏せるのがクラシックなフランス式です。
料理を食べ終えた合図は、ナイフとフォークを揃えてお皿の右斜め下(時計の4時〜5時の方向)に斜めに置きます。この際、ナイフの刃は内側に向け、フォークは腹を上(すくう面を上)に向けて並べます。給仕人はこのカトラリーの角度を見て、皿を下げて次の料理を運ぶタイミングを判断しています。
前菜やスープの段階で登場するフランス料理スープ飲み方にも明確なルールが存在します。イギリス式ではスプーンを手前から奥へすくうのが一般的ですが、フランス式では「スプーンを手前から自分側へすくう」または手前から奥へ静かに動かします。重要なのは、音を立ててすすらないこと、スプーンを口の奥まで押し込まず横からスープを口に流し込むことです。スープが残り少なくなった場合、皿を手前から少し奥へ傾けてすくうか、無理に集めず残すのが上品とされます。もちろん、皿を持ち上げて直接口をつける行為は重大なマナー違反です。
甲殻類やフィンガーフードが提供された際に出てくるのが、水が張られた小さな器です。フランス料理フィンガーボウル使い方を誤り、レモンが浮いた水を飲んでしまう失敗談は有名ですが、これは指先を洗うための専用器具です。両手を同時に突っ込むのではなく、「片手ずつ指先だけを浸して洗い、膝の上のナプキンで拭く」のが正しい所作です。