ダイナーとは何か?カフェやレストランとの決定的な違いと歴史を解剖

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ダイナーの語源は、英語の「diner」に由来します。もともとは鉄道の食堂車を指す「dining car(ダイニングカー)」が短縮された言葉であり、食事をする人を意味する「diner」とも結びついて現在の呼び名が定着しました。

ダイナーの歴史は、1872年の米国ロードアイランド州プロビデンスに始まります。印刷工だったウォルター・スコット(Walter Scott)が、夜間に営業する飲食店がなかったことに着目し、馬車を改造して夜勤労働者向けにコーヒーやパイ、サンドイッチを販売した「ナイト・ランチ・ワゴン(Night Lunch Wagon)」がすべての原点です。

その後、20世紀初頭にかけて移動ワゴンは固定店舗へと進化を遂げます。ここで決定的な役割を果たしたのが、鉄道の食堂車や路面電車の廃車車両を流用した店舗設計でした。細長い車体形状、ステンレスやクロームメッキの輝く外壁、プレハブ工法による組み立てやすさは、車社会が到来したアメリカ全土の幹線道路沿いへと瞬く間に普及。これが、私たちが今日目にする「アメリカンレトロ」なダイナーの内装・外観デザインの土台となりました。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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