Nhkガッテン流!ふくらはぎで血圧を下げる決定的な理由と実践法
Nhkガッテン流!ふくらはぎで血圧を下げる決定的な理由と実践法の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
ふくらはぎケアが高血圧に良いという情報が広まる一方で、誤った知識による健康被害やリスクも見過ごせません。編集部の取材によって判明した3大リスクと誤解を是正します。
誤解1:「強く痛むくらい揉みしだく方が血圧が下がる」という危険な勘違い
最も多い誤りが「力任せの強揉み」です。筋肉が悲鳴をあげるような強烈な痛刺激を与えると、交感神経が急激に興奮し、アドレナリンが分泌されて血管が収縮し、かえって血圧が急上昇してしまいます。さらに、毛細血管を破壊して内出血を起こしたり、筋繊維を痛めて筋膜炎を発症する恐れがあります。「皮膚が赤くならない程度の、心地よく温まる圧」が正解です。
誤解2:「自己判断で降圧薬の服用を中止・減量する」
「ふくらはぎを揉んで血圧が下がったから」と、医師に相談せず処方薬を勝手にやめてしまうケースがあります。これは極めて危険です。一時的に測定値が下がっていても、季節変動や寒暖差、突発的なストレスによって血圧が跳ね上がる「血圧サージ」が発生した際、脳出血や心筋梗塞といった重篤な心血管イベントを招く引き金となります。運動療法はあくまで標準治療を支える補助策です。
誤解3:深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)のリスクを無視したマッサージ
下肢の静脈内に血栓(血の塊)ができている人が強いマッサージを行うと、剥がれた血栓が血流に乗って肺の太い動脈を塞ぎ、命に関わる「肺血栓塞栓症」を引き起こす危険があります。「片足だけが急激にパンパンに腫れている」「ふくらはぎを触ると熱を持っていて激痛が走る」といった症状がある場合は、マッサージを絶対に中止し、直ちに血管外科や循環器内科を受診してください。