小芝風花と実写版『魔女の宅急便』の真相|賛否を覆した新人賞と現在の評価
今注目を集めている 小芝風花と実写版『魔女の宅急便』の真相|賛否を覆した新人賞と現在の評価について、詳しいまとめをご紹介しています。
2011年に「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し芸能界入りした小芝風花にとって、実写映画『魔女の宅急便』は映画初出演にして初主演(銀幕デビュー作)という極めて重い扉でした。主人公・キキ役のキャスティングに際しては、全国から約500人もの新進女優やタレントが参加する大規模なオーディションが実施されました。
メガホンを取った清水崇監督やプロデューサー陣が最終的に小芝風花を選んだ最大の理由は、「まだ何色にも染まっていない無垢な透明感」と「野生味を感じさせる芯の強さ」でした。面接の現場で監督が求めたのは、単に整った演技をする少女ではなく、風に吹かれながら箒に乗って空を駆けるような生命力あふれる存在感でした。当時の制作スタッフの手記やインタビューによると、小芝風花が見せた屈託のない笑顔と、真っ直ぐに審査員を見つめる強い目力が満場一致の決め手になったと伝えられています。
さらに、小学3年生から中学2年生まで打ち込んだフィギュアスケート選手としての経験も大きな武器となりました。過酷なワイヤーアクションや箒に跨る不安定な姿勢での撮影において、高い体幹バランスと抜群の運動神経を発揮。当時15歳から16歳という若さでありながら、過酷なロケにも一切弱音を吐かないアスリート仕込みの集中力が、スタッフ一同を唸らせました。