サムズアップとは?海外では危険な侮辱サイン?由来とマナーを徹底解説

サムズアップとは?海外では危険な侮辱サイン?由来とマナーを徹底解説について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

日本人が観光や出張で最も注意すべきなのが、サムズアップ海外タブーの存在です。悪気なく現地の人に笑顔で親指を立てて向けた結果、激高されたりトラブルに巻き込まれたりする事例が後を絶ちません。

特に危険とされるのがサムズアップ中東NGとして知られる中東・西アジア諸国や、地中海沿岸、西アフリカの一部地域です。これらの文化圏において、サムズアップは相手の肛門を侮辱する極めて下品かつ卑猥な性侮辱ジェスチャー(英語圏におけるファックサインと同等、あるいはそれ以上の重い侮辱)として機能します。

報道機関の特派員や現地駐在員の証言によると、特に以下の地域では親指を立てる動作は厳禁とされています。

  • イラン:ペルシャ語で「ビラーフ(Bilakh)」と呼ばれ、「お前の尻に突っ込んでやる」という最上級の性侮辱・罵倒を意味します。かつては法律で厳しく罰せられる対象であり、現在でも公共の場でこれを行うと即座に喧嘩や警察介入に発展する危険があります。
  • イラク・アフガニスタン:湾岸戦争や対テロ戦争時、現地に派遣された米軍兵士が親しみを示すつもりでサムズアップを行い、住民との間で深刻な武力衝突・感情的対立を引き起こした歴史的経緯があります。
  • ギリシャ・サルデーニャ島(イタリア南部):伝統的に「お前を黙らせてやる」「消え失せろ」という激しい拒絶と侮辱のサインと受け取られます。
  • ロシア・西アフリカ諸国の一部:年配層を中心に、親指を上へ突き上げる動作は卑猥なジェスチャーとして非常に無礼な行為と認識されています。

近年はインターネットやハリウッド映画の普及により、現地の若年層を中心に欧米式の「Good」という意味を理解する層も増えていますが、少しでも年配の方や保守的なコミュニティでは依然として強烈なタブーです。海外渡航時には、無意識のハンドサイン文化の違いが命取りになることを強く自覚しなければなりません。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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