清水尋也が『ちはやふる』で見せた怪演!ドS須藤役の裏側と現在地
今注目を集めている 清水尋也が『ちはやふる』で見せた怪演!ドS須藤役の裏側と現在地について、多角的な視点をご紹介しています。
映画『ちはやふる』で清水尋也が見せた「ドS先輩・須藤」の怪演の裏には、徹底した役作りと過酷な現場のリアルがありました。撮影前の競技かるた練習合宿では、百人一首の札を払う動作を何千回、何万回と繰り返し、指先から出血するほどの過酷な訓練を重ねていたことが当時の現場取材でも明かされています。186cmという長身を活かしたダイナミックな札払いと、静寂の中でピリピリと張り詰める勝負師のオーラは、肉体的な限界を超えた鍛錬の賜物でした。
また、主演を務めた広瀬すずと清水尋也の緊迫した攻防は、現場でも大きな話題を呼びました。主人公・綾瀬千早を「無駄美人」と呼び捨て、精神的に追い詰める劇中の対峙シーンにおいて、清水はカメラが回っていない時間でもあえて一定の距離感を保ち、役柄特有の冷ややかな空気を演出していたといいます。このプロフェッショナルなストイックさがあったからこそ、スクリーン越しにも観客が息を呑むほどのリアルな熱量が生まれたのです。
さらに、シリーズ完結編となった映画『ちはやふる -結び-』(2018年公開)では、名門・東京大学に進学し、読手(どくしゅ)の資格取得を目指しながら後輩たちの成長を見守るOBとしての須藤が登場します。前作までの冷徹さに加え、競技かるたへの深い愛情と後輩への不器用な情愛をにじませる深みのある演技を披露し、キャラクターの人間的成長を完璧に演じ分けました。