完全感覚Dreamer歌詞の真意と和訳|4人体制の決意と制作秘話
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『完全感覚Dreamer』の誕生背景を語る上で避けて通れないのが、2009年春にバンドを襲った最大の危機です。当時、ギタリストの脱退に伴い予定されていた全国ツアーやタイアップはすべて白紙となり、バンドは活動休止を余儀なくされました。ロックシーンにおいてメンバー脱退はそのまま解散に直結することも珍しくなく、音楽メディアや一部のリスナーの間では「ONE OK ROCKはこのまま消えていくのではないか」という懐疑的な見方が広がっていました。
当時のインタビューや特番ドキュメンタリーにおいて、メンバーは「もう後がない状態だった」「自分たちには音楽しかないことを再確認した」と赤裸々に語っています。リーダーのToru(Gt)を中心に残された4人は結束を固め、サポートギタリストを入れずに4ピースバンドとして再始動する道を選びました。その不退転の決意を具現化する楽曲として制作されたのが、2010年2月3日に発売された『完全感覚Dreamer』です。
本作は、同年6月にリリースされバンドのブレイクスルーを決定づけた傑作アルバム『Nicheシンドローム』の先行シングルであり、オリコン週間チャートで自身初となるトップ10入り(最高9位)を記録。逆風を力技で追い風へと変えたこの一曲は、ONE OK ROCKの歴史における最大のターニングポイントとなりました。