海援隊『思えば遠くへ来たもんだ』歌詞の真意と映画・誕生秘話の全真相
海援隊『思えば遠くへ来たもんだ』歌詞の真意と映画・誕生秘話の全真相の詳細解説をお届けします。最新トレンドがチェックできます。
詳細を見る
本作が誕生した1978年当時、海援隊は1973年のヒット曲『母に捧げるラストテープ』以降、決定的なヒットに恵まれず深刻な低迷期に喘いでいました。キャバレーや地方の小さな公民館を巡る過酷な営業の合間、移動の列車内でノートに書き留められたのがこの詩でした。
メロディの制作を依頼されたのは、当時独特の陰影あるフォークソングで高い評価を得ていたシンガーソングライターの山崎ハコでした。武田から託された哀愁漂う歌詞に対し、山崎ハコはシンプルでありながら日本人の琴線に触れる民謡的な美しさを持つメロディを構築。海援隊の千葉和臣、中牟田俊男によるアコースティックギターのアルペジオが組み合わさることで、唯一無二のフォークナンバーが完成しました。
日立製作所のカラーテレビ「ポプニカ」のCMソングに起用されたことを機に楽曲は全国的な知名度を獲得。海援隊は翌1979年の『第30回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、直後にスタートしたTBS系ドラマ『3年B組金八先生』の爆発的ヒットへと繋がる決定的な足がかりを築くこととなりました。