モンゴリアンデスワームは実在する?ゴビ砂漠の怪物の真相と正体を追う
モンゴリアンデスワームは実在する?ゴビ砂漠の怪物の真相と正体を追うについて押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
冷戦終結後の1990年代以降、鉄のカーテンが開かれたことで、西側の研究者や暗号動物学者(クリプトゾーロジスト)による本格的なゴビ砂漠調査がスタートしました。現地へ乗り込んだ調査隊の足跡と、収集された証言のリアルを追います。
チェコの探検家イワン・マッカーレ率いる調査隊の執念
詳細を見るデスワーム研究のパイオニアとして知られるのが、チェコの探検家イワン・マッカーレ(Ivan Mackerle)です。マッカーレは1990年、1992年、2004年の3度にわたりゴビ砂漠南部へ遠征隊を派遣しました。超軽量動力機(ウルトラライトプレーン)による上空からの熱赤外線スキャンや、地中に微弱な爆破振動を与えて生物を誘い出す実験など、当時の最先端技術を駆使した調査を展開したのです。
マッカーレの遠征記録によると、現地の遊牧民(ゲルに暮らす遊牧民たち)への徹底的な聞き取り調査において、多くの長老たちが「オルゴイコルコイを見た」「昔、親戚が毒を浴びて命を落とした」と口を揃えて証言しました。しかし、数カ月に及ぶ過酷な潜伏調査にもかかわらず、写真や動画による決定的な姿の撮影や、生体の捕獲には一度も成功しませんでした。
イギリスCFZ調査隊と近年の科学的アプローチ
2005年には、イギリスのフォーティアン動物学センター(CFZ)のリチャード・フリーマン率いる科学調査隊がゴビ砂漠へ派遣されました。高性能ナイトビジョンカメラや砂中掘削機器を投入し、目撃情報が集中するサックスアウル(砂漠に自生する低木)の根元周辺を重点的に捜索。地元ドライバーやガイドからも「幼少期に黄色い毒を吐く赤い虫を見た」という具体的な証言を得たものの、最終的に持ち帰ることができたのは「未知の生物が存在する生物学的痕跡(生化学的サンプル)は確認できなかった」という冷徹な調査結果でした。