トニックウォーターの真実|炭酸水との違いや苦味・糖分の噂を徹底検証
話題沸騰中の トニックウォーターの真実|炭酸水との違いや苦味・糖分の噂を徹底検証について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
トニックウォーターを口に含んだ瞬間に広がる独特な苦味の正体は、南米原産の樹木「キナ」の樹皮から抽出されるキニーネという植物アルカロイド成分です。
その発祥は19世紀、大英帝国がインドを植民地支配していた時代にさかのぼります。当時、熱帯地域で猛威を振るっていたマラリアの予防・治療薬としてキニーネの内服が義務付けられていましたが、キニーネ原液は非常に強い苦味を持っていました。そこでイギリス兵たちが「少しでも飲みやすくしよう」と、水、砂糖、ライム果汁、ジンを混ぜて飲んだことが、トニックウォーターおよびジントニックの起源とされています。
「医薬品成分が入っていて体に悪いのではないか」と懸念されることがありますが、現代の市販品において毒性や副作用の心配はありません。日本国内の食品衛生法ではキニーネの使用基準が厳格に管理されており、国内製造の大半はキニーネに似た苦味を安全な香料や苦味料で再現しています。また、海外から輸入される本格的なプレミアム製品でも、人体に害のないごく微量の天然抽出エキスのみが使用されています。