連結送水管の仕組みと設置基準|10年目の耐圧試験と改修費用の盲点

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連結送水管の維持管理において、もっともトラブルの火種となりやすいのが法定点検の運用です。外観をチェックする一般的な機器点検(6か月に1回)や総合点検(1年に1回)に加え、設置から一定年数が経過した設備には高度な試験が課されます。

消防法により、設置後10年を経過した連結送水管は3年ごとに耐圧性能点検(耐圧試験)を実施することが義務付けられています。配管内に規定の水圧をかけ、一定時間保持して漏水や圧力降下、変形が生じないかを確認する試験です。長期間水が通っていない乾式配管では内部腐食が進みやすく、いざ高圧送水した際に破断する事故を防ぐための厳格な予防策です。

点検結果は消防設備点検報告書に正確に記載され、所轄の消防署長へ定期的に提出しなければなりません。これを怠った場合や虚偽報告を行った場合、消防法第44条に基づき、30万円以下の罰金または拘留などの刑事罰が科される可能性があります。さらに火災時に配管破断で消火活動が遅延した場合、施設管理者の過失責任が厳しく追及され、損害賠償問題へと発展するリスクを孕んでいます。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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