聞こえるのに聞き取れない?Apd診断テストと耳鼻科検査基準を解説

聞こえるのに聞き取れない?Apd診断テストと耳鼻科検査基準を解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

一般的な耳鼻科クリニックでは純音聴力検査しか行われない場合が多く、APDの専門的評価を受けるには耳鼻咽喉科専門外来や大学病院の受診が必要です。日本聴覚医学会などの研究に基づき、標準的に実施される診断アプローチは以下の通りです。

ステップ1:標準純音聴力検査・語音聴力検査
まず、器質的な難聴(伝音難聴や感音難聴)がないかを確認します。静寂な防音室の中で純音(ピープー音)が正常範囲(おおむね20〜25dB以内)に聞こえるかを測定します。

ステップ2:雑音下語音明瞭度検査(スピーチ・イン・ノイズテスト)
APD診断の要となる検査です。背後でガヤガヤとした雑音や別の会話音を流した状態で、単語や短文がどれだけ正確に聞き取れるかを測定します。一般的な聴力を持つ人と比較して、正答率の著しい低下がみられるかが判定の鍵となります。

ステップ3:両耳分離聴・競合聴取検査
左右の耳に異なる音声(右耳には数字、左耳には単語など)を同時に流し、脳の左右半球間での情報統合や特定の音への選択的注意力を評価します。

ステップ4:心理発達・認知機能検査との鑑別
聞き取り困難の原因が、ADHD(注意欠如・多動症)の不注意特性や、ASD(自閉スペクトラム症)の聴覚過敏・情報処理特性、ワーキングメモリの低下によるものかを明確にするため、心理士による知能検査(WAIS-IVなど)が併用されることもあります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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