六代目山口組組長・司忍の現在と経歴|分裂抗争の真相と組織の行方
今注目を集めている 六代目山口組組長・司忍の現在と経歴|分裂抗争の真相と組織の行方について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
2005年8月の組長就任直後、司忍組長は銃刀法違反罪により懲役6年の実刑判決が確定し、府中刑務所に収監されました。2011年4月の司忍組長出所は組織の求心力を劇的に高める契機とみられましたが、同時に弘道会への権力集中と上納金負担に対する不満が水面下で蓄積していくことになります。
そして2015年8月、山健組や宅見組などの有力直系組長らが離脱し、「神戸山口組」を結成。日本の暴力団史上、類を見ない大分裂が発生しました。さらにその後、神戸山口組から「絆會(旧・任侠山口組)」が離脱するなど、再分裂が繰り返されました。
警察当局は直ちに「特定抗争指定暴力団」に指定し、警戒区域内における5人以上の組員の集合や事務所の使用を厳しく禁止。法改正と暴排条例の全国浸透により、抗争の激化は「兵糧攻め」の様相を呈するようになりました。
警察庁が公表した最新統計によると、2026年末時点における六代目山口組の構成員数は約3,100人、準構成員等を含めても約6,300人にとどまり、全盛期(数万人規模)と比較して大幅に減少しています。かつて離脱した山健組(中田浩司組長)が六代目山口組側へ復帰するなど組織の切り崩しは進んだものの、完全な抗争終結宣言には至っておらず、膠着状態が続いています。