田宮五郎の急逝と浅野ゆう子との絆|父・田宮二郎の影と壮絶な最期
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俳優・田宮五郎(本名・柴田英晃)の人生が大きく暗転したのは、2012年4月8日未明のことでした。東京都内の自宅マンションで突如激しい頭痛に襲われ、意識を失って倒れたのです。異変にいち早く気づいた同居人の浅野ゆう子により救急搬送され、医師から下された診断はくも膜下出血。一時は生死の境をさまよう危険な状態であり、緊急手術は実に約8時間に及びました。
医師団の懸命な処置により一命を取り留めたものの、左半身麻痺などの深刻な後遺症が残りました。しかし、田宮五郎は「もう一度現場に戻る」という強い意志を失いませんでした。専門のリハビリ病院に転院し、過酷な機能回復訓練に励む日々がスタートします。発症から約10カ月後の2013年2月には奇跡的に退院を果たし、自宅療養を続けながら舞台やドラマへの復帰を模索していました。
だが、非情な運命が再び彼を襲います。2014年11月2日未明、自宅で突如痙攣を起こして再び意識不明となり、都内の病院へ緊急搬送。医師団による懸命な蘇生措置が続けられましたが、脳のダメージは極めて深刻でした。そして発症から4日後の2014年11月6日午前4時5分、パートナーの浅野ゆう子に看取られながら、47歳の若さで静かに息を引き取りました。死因はくも膜下出血の再発に伴う脳機能停止と報じられています。