「船頭多くして船山に上る」意味と由来は?ビジネスの失敗を防ぐ組織論
「船頭多くして船山に上る」意味と由来は?ビジネスの失敗を防ぐ組織論について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
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船頭多くして船山に登る 読み方は、「せんどうおおくしてふねやまにのぼる」です。一般的には「上る」と「登る」の双方が用いられますが、常用漢字の表記としては「上る」が広く浸透しています。
このことわざの核心となる船頭多くして船山に上る 意味は、「指図する人間が多すぎるために統一が取れず、結果として物事がとんでもない方向や見当違いの方向へ進んで失敗すること」を指します。
船頭多くして船山に上る 由来・語源は、日本の河川交通や沿岸航行を担っていた和船の運航体制にあります。船頭とは船を操縦し航行の指揮を執る責任者です。通常、1隻の船に対して船頭は1人ですが、もし船頭が何人も乗り込み、「右へ曲がれ」「いや左へ進め」「川を遡れ」と各自がバラバラに指示を出したらどうなるでしょうか。漕ぎ手は混乱し、船は本来の針路を外れ、あり得ないはずの陸地や山へ乗り上げてしまいます。この滑稽かつ致命的な情景を切り取って戒めとしたのが語源です。