新島襄の米密航秘話と波乱の生涯!最新研究が明かす同志社の原点
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渡米後、彼は名門アーマースト大学で学び、日本人として初めて西洋の大学学士号を取得する快挙を成し遂げた。彼がそこで学んだのは、単なる科学技術や語学だけではない。個人の尊厳と神の下の自由を基盤とするキリスト教精神、そして人間形成の根幹をなすリベラルアーツ教育だった。
帰国後、この体験を結実させたのが1875年の同志社英学校(現在の同志社大学)の開校だ。旧態依然とした価値観が残る京都の地で、キリスト教に基づく私学を創設することは、密航以上の困難を極めた。仏教界からの激しい反対や行政からの圧力を跳ね返し、彼は「一国の良心ともいうべき人々」を育てる拠点を築き上げた。