回答兼刷還使とは?朝鮮通信使との違いや目的・対馬藩の役割を解説

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回答兼刷還使のもう一つの大きな成果が、日本国内に留め置かれていた朝鮮人捕虜の解放です。

文禄・慶長の役では、数万人規模の朝鮮人が日本軍によって連れ去られ、大名家の下男や農民、あるいは商人によって奴隷売買されるなど過酷な境遇に置かれていました。回答兼刷還使の3回の派遣を通じて、合計で約6,000人から7,000人もの人々が救出され、祖国へと帰還を果たしました。

一方で、連行から10年〜20年以上の歳月が流れていたため、すでに日本で家庭を持ち、定住を選んだ人々も少なくありませんでした。特に高度な技術を持っていた陶工(有田焼の祖となった李参平など)や学者たちは、諸藩の手厚い保護を受けて日本に根を下ろし、日本の学問(朱子学)や伝統工芸の発展に計り知れない貢献を残すことになります。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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