世界を変えた「Iモード」終了。異端児たちが起こしたモバイル革命の真実
世界を変えた「Iモード」終了。異端児たちが起こしたモバイル革命の真実に関する話題のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
テキストメッセージに感情を宿らせる——その素朴な欲求から生まれた文化が、やがて地球全体を席巻することになる。当時、iモード開発チームの若手メンバーであった栗田穣崇は、わずか12×12ドットという極小のキャンバスに、喜怒哀楽や天候、日常のアイコンを描き出した。文字数制限の厳しいメール文化の中で、相手への思いやりやニュアンスを瞬時に伝えるための工夫だった。
このささやかなデザインの試みは、日本独自の「絵文字」として定着しただけにとどまらない。その革新性と文化的価値は後に世界中で認められ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品に選定されるという快挙を成し遂げた。いまや「Emoji」は言語の壁を超えたグローバルな共通言語として、数十億人のコミュニケーションを世界中で彩っている。