スペイン語Nina(ニーニャ)の本当の意味!愛称や気象の由来を解剖

スペイン語Nina(ニーニャ)の本当の意味!愛称や気象の由来を解剖の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

日本でも毎年のように異常気象や冷夏・暖冬のニュースで耳にする「エルニーニョ現象」と「ラニーニャ現象」。この2つの気象用語の語源も、まさにスペイン語の「niño」と「niña」にあります。

発端となったのは南米ペルー沖の漁師たちの発見でした。数年に一度、クリスマスの時期になるとペルー沿岸の海水温が異常に上昇し、普段獲れる魚が獲れなくなる現象が発生していました。クリスマス(12月25日)前後に起きることから、漁師たちはキリスト教における「幼子イエス(神の子イエス・キリスト)」を指す言葉として、定冠詞「El」を冠した「El Niño(エルニーニョ=男の子、幼子イエス)」と名付けたのです。

一方で、1980年代後半以降の研究によって、エルニーニョとは逆に同じ海域の海水温が平年より低くなる現象が存在することが判明しました。気象学者たちはエルニーニョ(男の子)の正反対の現象であることを明確にするため、女の子を意味する女性形の定冠詞と名詞を組み合わせ、「La Niña(ラニーニャ=女の子)」と命名しました。

地球規模の大気海洋現象という壮大なテーマでありながら、その名前のルーツを辿ると「男の子(幼子イエス)」と「女の子」という、非常にシンプルで対比的なスペイン語の日常語に由来している点は非常に興味深い事実です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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