アイコスのヤニ汚れは本当につかない?壁の黄ばみや退去費用の真相

アイコスのヤニ汚れは本当につかない?壁の黄ばみや退去費用の真相について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご確認ください。

アイコスを吸っていても壁紙やフィルターが茶色くなる最大の理由は、アイコスタールなしの真相と深く関係しています。メーカー各社が公表している通り、加熱式タバコはタバコ葉を燃焼させないため、燃焼副生成物であるタール(粒子状物質の総量から水分とニコチンを除いたもの)が紙巻きタバコに比べて約90〜95%削減されています。しかし、これは「有害物質や着色成分が完全にゼロである」という意味ではありません。

着色を引き起こす主犯は、蒸気(エアロゾル)に含まれるアイコスニコチン着色汚れです。ニコチンは空気中に放出された直後は無色透明ですが、酸素や光に触れることで急速に酸化し、黄色から褐色へと変色する性質を持っています。さらに、蒸気の発生を助けるグリセリン成分が壁紙に油膜のような薄い粘着層を作り、そこに酸化したニコチンや室内のハウスダストが付着することで、しだいに頑固な茶色い汚れへと成長していきます。

紙巻きタバコのようにススを含んだ真っ黒なヤニ汚れにはならないものの、日常的に同じ場所で吸い続ければ、数ヶ月から数年のスパンで確実に黄ばみや薄茶色のくすみが蓄積していきます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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