ほくろが多い人は長生き?皮膚科学が明かすがんリスクと意外な真実
ほくろが多い人は長生き?皮膚科学が明かすがんリスクと意外な真実についての最新情報をご紹介します。
どれほど細胞の若さが保たれていたとしても、悪性変化の兆候を見過ごしてしまっては本末転倒だ。通常の良性組織と、初期のメラノーマ(悪性黒色腫)は、素人目には判別が困難なケースが多い。
日本皮膚科学会をはじめとする皮膚科専門機関では、国際的にも広く活用されている「ABCDE法則」に基づいたセルフチェックを推奨している。
・A(Asymmetry:左右非対称):中央で2つに分けたとき、左右の形が均一にならない。
・B(Border:輪郭の乱れ):境界線がくっきりとせず、ギザギザしていたり染み出している。
・C(Color:色の不均一):黒、茶、赤、白など、複数の色が不規則に混ざり合っている。
・D(Diameter:直径):鉛筆の消しゴムサイズである6ミリ以上の大きさがある。
・E(Evolving:変化):数ヶ月の間に形、大きさ、色、隆起の状態が急速に変化している。
これらの項目のいずれかに当てはまる場合や、出血や強い痒みを伴う場合は、自己判断に頼らず皮膚科の受診を優先すべきだ。早期段階で発見できれば、切除によって良好な経過を期待できる。