アントニオ猪木の病気と死因の真相|難病アミロイドーシス闘病の全記録
話題沸騰中の アントニオ猪木の病気と死因の真相|難病アミロイドーシス闘病の全記録について、主要な情報を整理して公開しています。
猪木さんが2019年秋頃に診断を受け、公表した病名が国の指定難病である全身性トランスサイレチンアミロイドーシスです。この病気は、「アミロイド」と呼ばれる異常な線維状タンパク質が体内の様々な臓器や組織に沈着し、正常な機能を阻害してしまう進行性の難病です。
アミロイドーシスの症状は沈着する部位によって多岐にわたりますが、猪木さんの場合は特に心臓の筋肉にアミロイドが蓄積する「心アミロイドーシス」の状態が進行していました。心筋が次第に硬く肥大化し、十分な血液を全身へ送り出せなくなるため、息切れや強い倦怠感、重度のむくみ、不整脈などが日常的に猪木さんの体を襲うことになったのです。
この難病を発症する理由について、トランスサイレチンアミロイドーシスには遺伝子変異が原因となる「遺伝性(家族性)」と、加齢に伴って発症する「野生型(老人性)」の2種類が存在します。猪木さんの場合は高齢男性に多く見られる野生型とみられ、有効な治療薬の開発が進みつつあったものの、一度沈着したアミロイドを完全に取り除くことは現代医学でも極めて困難な状態でした。