フランス、ロシア、そして東欧へ——なぜ「白・青・赤」の国旗は世界で最も見分けにくいのか?歴史と最新の国際情勢から読み解くトリコロール謎解き

フランス、ロシア、そして東欧へ——なぜ「白・青・赤」の国旗は世界で最も見分けにくいのか?歴史と最新の国際情勢から読み解くトリコロール謎解きの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

現代の地図を見渡すと、スロバキアとスロベニアの国旗がロシアの国旗と極めて酷似していることに気づくだろう。どちらも「白・青・赤」の横3分割がベースだ。

1990年代初頭、東欧の政治的激変に伴い独立を果たした両国は、スラヴの伝統的な3色旗をデザインの骨格に据えた。しかし、そのままではロシア国旗と全く区別がつかない。国連の国際会議や国際スポーツ大会での深刻な誤認を防ぐため、両国は左側に自国の歴史や地理を象徴する「国章(コート・オブ・アームズ)」を配置するという解決策をとった。スロバキアは複十字と3つの山並みを、スロベニアはトリグラウ山と3つの六角星を刻み込むことで、自国のアイデンティティを死守しているのだ。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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