男の髪を切る頻度は1ヶ月が正解?髪型別の理想周期と清潔感の基準
男の髪を切る頻度は1ヶ月が正解?髪型別の理想周期と清潔感の基準についての真相をご紹介します。
男性のヘアスタイルは、レングス(長さ)が短くなればなるほど、伸びたときの崩れが目立ちやすくなります。人の髪は1ヶ月に平均約1.0〜1.2cm伸びますが、全体の長さが3cmのベリーショートにおける1cmの伸長は、全体の30%以上の構造変化を意味します。一方、15cm以上のミディアムヘアであれば、1cm伸びても比率は6%程度にとどまります。この比率の違いが、髪型ごとのメンテナンス周期を決定づける物理的な要因です。
ここでは、代表的なメンズヘアスタイルごとに、プロの理美容師が推奨する理想のカットペースを整理します。
1. ベリーショート・フェードスタイル:【2週間〜3週間(14〜21日)】
サイドやバックを極限まで短く刈り上げるフェードカットやベリーショートは、最もメンテナンス頻度が高くなります。刈り上げ部分は3日〜1週間で青みが消え、2週間が経過するとグラデーションの陰影が失われます。常にミリ単位のシャープな清潔感を保つためには、3週間に1回のカットが基本となります。
2. ツーブロック・ショートヘア:【3週間〜1ヶ月(25〜30日)】
ビジネスパーソンにも人気の高いツーブロックやショートレイヤーは、1ヶ月が限界のデッドラインです。内側の刈り上げが伸びて上のかぶさる髪を押し上げてしまう「サイドの膨らみ」が発生すると、頭全体が四角く見え、野暮ったい印象を与えてしまいます。上部の長さを残す場合でも、サイドとバックのメンテナンスは月1回が推奨されます。
3. マッシュヘア・センターパート:【1ヶ月〜1.5ヶ月(35〜45日)】
丸みのあるシルエットや前髪の重さが特徴のマッシュヘアや、前髪を分けるセンターパートは、比較的持ちが良いスタイルです。しかし、前髪が目にかかる、あるいは後頭部のウエイト(重心)が下がって首元が重苦しく見える現象が40日前後で現れます。美しい毛流れと束感をキープするには、遅くとも1.5ヶ月以内の調整が欠かせません。
4. ミディアム・パーマスタイル:【1.5ヶ月〜2ヶ月(45〜60日)】
ある程度長さを保つスタイルや、ニュアンスパーマ・スパイラルパーマを施している場合は、毛先の動きによって根元の伸びが目立ちにくいため、2ヶ月弱まで持たせることが可能です。ただし、毛量の増加によってドライヤーの時間が増え、スタイリング剤の馴染みが悪くなるため、2ヶ月を迎える前の毛量調整が必要です。