「了承を得る」は目上に失礼?正しい敬語言い換えとビジネスメールの鉄則
「了承を得る」は目上に失礼?正しい敬語言い換えとビジネスメールの鉄則についての最新情報をお届けします。
では、現場では具体的にどのような言い換えを行えばよいのでしょうか。実務でそのまま使えるビジネスメール例文を3つの主要シチュエーション別に提示します。
1. 社内:上司 了承を得る 伝え方(企画書・稟議・業務承認)
上司に対して意思決定を仰ぐ場合、「了承」ではなく「承認」または「ご判断」「お伺い」を用いるのが最も端正です。
【メール例文】
件名:【ご相談】新規プロモーション企画案の確認およびご承認のお願い
本文:
〇〇部長
お疲れ様です。営業部の〇〇です。
来期に向けた新規プロモーションの企画書を作成いたしましたので、添付にてお送りいたします。
つきましては、内容をご確認いただき、方向性についてご承認を賜りたく存じます。
修正点やご懸念事項がございましたら、木曜日の定例会議にてご指示いただけますと幸いです。
ご多忙の折、恐縮ではございますが、何卒ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
2. 社外:取引先に条件変更や契約の合意を求める場合(承諾を得る 敬語)
クライアントやパートナー企業に対して同意を取り付ける際は、「ご承諾」や「ご同意」が最適です。
【メール例文】
件名:【重要】納品スケジュール変更に関するご相談とお詫び
本文:
〇〇株式会社
ご担当 〇〇様
いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇でございます。
先日ご相談いたしました納品日程につきまして、社内調整の結果、当初の予定より2日ほど後ろ倒しでの納品とさせていただきたく存じます。
勝手を申し上げ誠に恐縮ではございますが、本件についてご承諾いただけますようお願い申し上げます。
ご不明点やご都合が悪い点がございましたら、迅速に対応いたしますのでお申し付けくださいませ。
3. 依頼や登壇を快く引き受けてもらった場合(ご快諾 使い方)
講師依頼、イベント登壇、取材対応などを相手が受けてくれた局面では、「承諾」よりも一段高い感謝を表す「ご快諾」を用います。
【メール例文】
件名:【御礼】弊社主催セミナーご登壇の件
本文:
〇〇大学 教授 〇〇様
平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
この度は、突然のご依頼にもかかわらず、来月開催のシンポジウム登壇をご快諾いただき、誠にありがとうございます。
先生のご登壇を社内一同、大変心強く感じております。
当日の詳細資料につきましては、来週月曜日までに改めて共有いたします。