『デジモンTri. 』はなぜ黒歴史化した?酷評と大炎上の真相を徹底解剖

『デジモンTri. 』はなぜ黒歴史化した?酷評と大炎上の真相を徹底解剖についての疑問解決ガイドをお届けします。

本作において最もファンを激怒させ、炎上の火種となったのが『デジモンアドベンチャー02』の主人公たち(本宮大輔、一乗寺賢、井ノ上京、火田伊織)の扱いです。第1章の冒頭、大輔たちが何者かに惨敗して倒れる衝撃的なシーンが描かれ、観客に強いサスペンスを与えました。しかし、問題はその後の太一たちの反応でした。

太一やヤマトたちは、かつて生死を共にしてデジタルワールドを救った大輔たちの行方不明状態に対して、驚くほど無関心を貫きます。連絡が取れないにもかかわらず日常を優先し、積極的に捜索しようとする気配すら見せません。かつての仲間が危機に瀕しているかもしれない状況で、文化祭の準備や恋愛模様にうつつを抜かす描写は、旧作で描かれた「仲間思いの選ばれし子どもたち」の精神性と明確に矛盾していました。

さらに第2章では、敵の操り人形と化したインペリアルドラモン(『02』の最強格デジモン)が登場した際、太一たちは何の躊躇もなく殲滅します。大輔たちのパートナーであるデジモンを救おうとする葛藤すら描かれない冷酷な展開に、長年シリーズを愛してきたファンは強い不信感を抱くことになりました。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest