関西生コン事件の全貌と深層 武建一率いた連帯ユニオンの真実

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事件の中核を占めていたのは、生コンクリート製造業に属する中小事業者に対する過剰な実力行使だ。生コンは時間が経過すると固まって売り物にならなくなる「生き物」と呼ばれる資材である。組合側はこの商品特性を最大限に突き、出荷ラインを突如としてブロックするストライキや、運送トラックの立ち入りを阻止する行動を頻発させた。

わずか数時間の出荷停止で数千万円単位の損害を被る恐怖に晒された事業者に対し、現場で突きつけられたのが解決金や協賛金名目の金銭要求だった。抵抗すれば現場は麻痺し、要求を受け入れれば不当な資金流出を強いられる。正当な争議活動の仮面を被って行われた恐喝未遂の数々は、長年にわたって事業者たちの悲鳴を封じ込んできた。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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