子供の受け口を割り箸で自力矯正?医師が警告する危険と最新治療法

子供の受け口を割り箸で自力矯正?医師が警告する危険と最新治療法に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

インターネット上で散見される反対咬合割り箸トレーニングのやり方とは、上の前歯の裏側に割り箸を斜めに当て、下顎の力を利用してテコの原理で上の前歯を前方に押し出そうとするものです。あるいは、割り箸を奥歯で強く噛み締めさせて下顎を物理的に後退させようとするバリエーションも存在します。一見すると物理法則に適っているように思えるこの方法ですが、反対咬合割り箸効果の真相は「効果よりも不可逆的な組織破壊のリスクが圧倒的に高い危険な賭け」と言わざるを得ません。

歯科医師が用いる矯正装置は、歯に数グラムから数十グラム単位の持続的な微弱な力をかけて、歯を支える歯槽骨の添加と吸収を誘発する精密な生体メカニズムに基づいています。一方で、硬い割り箸を幼児の不均等な力で噛ませる行為は、特定の歯根へ過負荷な衝撃力を瞬間的に加える行為に他なりません。どれほど真面目に毎日割り箸を加えさせても、歯が正しい軌道で動く保証は一切なく、むしろ異常な傾斜や顎関節へのダメージを増幅させるだけです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest