捜査四課とは?マル暴の仕事内容や捜査一課との違い、実態を徹底解剖

捜査四課とは?マル暴の仕事内容や捜査一課との違い、実態を徹底解剖とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

テレビ番組や報道でよく混同されるのが、花形と呼ばれる「捜査一課」と「捜査四課」の役割です。両者の最も決定的な違いは、「事件(事象)を追う組織」なのか、「人・組織(反社会勢力そのもの)を追う組織」なのかという捜査の根本思想にあります。

捜査一課は、殺人や強盗、放火、誘拐など「すでに発生した重大凶悪事件」を捜査します。遺留品を集めて指紋や防犯カメラ映像を解析し、犯人を特定して送致する「イベント対応型」の捜査です。一方の捜査四課は、事件が起きていない平素から対象者を24時間尾行・監視し、組の勢力バランスや抗争の火種を注視します。事件を起こさせないための予防、または別件であっても微罪から切り込んで組織を弱体化させる「プロアクティブ型」の捜査を展開することが特徴です。

項目捜査第一課(一課)捜査第四課(四課/マル暴)現場基準・編集部の分析担当分野殺人、強盗、放火、強姦、誘拐などの凶悪犯罪暴力団、反社会的勢力、破壊活動、銃器・薬物一課は凶悪刑法犯、四課は反社会的組織そのものを標的とする棲み分け捜査の着眼点「起きた事件」から物証を積み上げて犯人を特定「ターゲット組織」の動向を追い、組織維持を破綻させる四課は微罪逮捕や資金源遮断を手段として組潰しを図る戦術をとる危険性の質突発的な刃物抵抗や逃走時の暴力拳銃所持や組織的な報復、抗争巻き込まれの常時リスク四課は相手が武器を保有している確率が極めて高く、常時防弾胴衣が必須対人関係・接触対象被害者遺族、一般目撃者、初犯の被疑者暴力団幹部、組員、裏社会ブローカー、情報提供者四課刑事には裏社会の心理を完全に理解する「人間力」が求められる
加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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