乾燥麹と生麹の違いは?換算・戻し方から保存・効果まで徹底比較
乾燥麹と生麹の違いは?換算・戻し方から保存・効果まで徹底比較の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
自家製発酵レシピで最もつまずきやすいのが、「手元にある麹がレシピの指定と異なる場合の換算計算」です。乾燥米麹と生米麹の水分差は約15〜20%あるため、そのまま同重量で置き換えると仕込み全体の水分バランスが崩れ、発酵不良やカビの原因になります。
黄金比による分量換算ルール
レシピを相互に変換する際は、以下の計算式を基本とします。
- 生麹の指定レシピを乾燥麹で作る場合:
乾燥麹の量 = 指定生麹量 × 0.8〜0.85
追加する水の量 = 指定生麹量 × 0.15〜0.20(ml) - 乾燥麹の指定レシピを生麹で作る場合:
生麹の量 = 指定乾燥麹量 × 1.2
仕込み水 = レシピの水分量から「指定乾燥麹量 × 0.2」を差し引く
乾燥麹をふっくら戻す「ひと手間」の手順
板状に固まった乾燥麹(板麹)を使う場合は、まず両手でこすり合わせるようにしてパラパラにほぐします(バラ麹タイプならそのまま使用可能)。
戻してから使うレシピの場合、「乾燥麹重量の約20〜30%のぬるま湯(40℃〜50℃前後)」を回しかけ、全体を軽く混ぜてからラップをして30分〜1時間ほど置きます。芯まで水分が行き渡り、生麹同様の柔らかさに戻すことで、発酵器やヨーグルトメーカーに入れた直後から力強い酵素活性が期待できます。