百歳を超えて平和を説く茶道界の巨人・鵬雲斎大宗匠が遺す真実の教え
話題沸騰中の 百歳を超えて平和を説く茶道界の巨人・鵬雲斎大宗匠が遺す真実の教えについて、多角的な視点を整理して公開しています。
百歳を超えた茶道界の巨星の活動は、歩みを緩めるどころか、現代社会へ向けてますます鋭敏なメッセージを発信し続けている。裏千家前家元である鵬雲斎千玄室のこれまでの足跡を振り返ると、そこには常に「行動する茶人」としての姿があった。
名門茶家の嫡男として生まれながら、学徒出陣によって海軍航空隊に志願。仲間たちが次々と特攻で散りゆくなか、自らも出撃を目前にして終戦を迎えた。生き残ったという消えない十字架を背負い、茶碗に湯を注ぎ続けた日々。彼が茶道を通じて説く「和敬清寂」は、抽象的な美辞麗句ではない。死と隣り合わせだった極限状態から生み出された、命そのものの尊厳への誓いである。
一般社団法人茶道裏千家淡交会を中心に、各地の門弟たちと交わす対話や国内外の要人との対談など、最新の動向からもその衰えぬ情熱がはっきりと伝わってくる。いまや世界中で茶の湯の精神が再評価されるなか、大宗匠の肉声に耳を傾けようとする動きはかつてない高まりを見せている。