地震雲は大地震の前兆か?気象庁の見解と科学的根拠・見分け方を検証

地震雲は大地震の前兆か?気象庁の見解と科学的根拠・見分け方を検証に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

ネット上で「地震雲のサイン」として拡散されがちな雲は、実際には気象学的に名称と発生理由が完全に説明できるものばかりです。ここでは、正しい地震雲 見分け方として、誤認されやすい代表的な雲の正体を解説します。

1. 放射状雲(ほうしゃじょううん)
地平線や山際の一点から放射状に線が伸びて見える雲は「震源地を指し示している」と恐れられます。しかし、放射状雲 特徴は、実際には平行に並んでいるすじ雲(巻雲)が、遠近法(透視投影効果)によって一点から広がっているように見えているに過ぎません。低気圧が接近し、上空の風が強い時によく見られる典型的な天気の変わり目のサインです。

2. 断層雲(だんそううん)・帯状雲(たいじょううん)
空がきっぱりと半分に割れたように見える断層雲 帯状雲は、不気味さから最も騒がれやすい雲の一つです。これは性質の異なる2つの空気の塊(暖気と寒気、あるいは湿った空気と乾いた空気)がぶつかり合う前線面で発生する層積雲や高層雲です。大気の状態が急変している証拠であり、雨が降る前触れではあっても地殻変動とは関係ありません。

3. 竜巻形雲(たつまきがたうん)・垂直に立ち上る雲
垂直に煙のように立ち上る雲が竜巻形雲 地震予知として語られることがありますが、その大半は遠くを飛ぶ航空機が排出した飛行機雲です。飛行機雲との違いを見極めるポイントは、時間経過による拡散です。上空の湿度が高い場合、飛行機雲は数時間にわたって消えずに残り、上空の強い風に流されてねじれたり太くなったりして、異様な竜巻状の形状へと変化します。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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